オリジナルカレンダーを作成される方へ!日曜始まりにするメリットを知りましょう!

現在、新年の挨拶まわりに向けて、オリジナルカレンダーを作成したいとお考えの方はいらっしゃいませんか。
今回は、自分の企業の宣伝などができるオリジナルカレンダーを作成してみたい、とお思いの方に向けて、カレンダーの日付表示を、日曜日始まりにすると良いメリットがあるということについて解説します。

□日曜始まりと月曜始まりの起源

カレンダーには、「日曜始まり」と「月曜始まり」の2種類があります。
これは、宗教的要因によるものが主な理由とされています。

*宗教的要因

例えば、キリスト教の場合は一週間の始まりは、「日曜日」です。
イエスキリストが復活したのが「日曜日」であると同時に、人々の仕事を休みにして儀式を執り行うといった「安息日」の意味合いも込められています。
キリスト教は、日曜日を「お休み」から始めますが、ユダヤ教は、「土曜日」を安息日として、日曜日を週の始まりとしています。

*経済的・政治的要因

このようなキリスト教の価値観が、明治維新による近代化以降日本に入ってきて、日本も週の始まりは、以前までは、「日曜日」が始まりだとなっていました。
しかし、ISOと呼ばれる、国際的な工業規格を統一する機関が、世界中に週始まりを月曜日にするように勧告した後に、日本にも1974年以降、月曜日が週の始まりであるといった価値観が広まっていきました。
このように、宗教的要因から、政治的要因に移り変わっていった経緯があります。

□日曜始まりのメリット

*一週間の準備を前もってできる

一週間の始まりを月曜日にしてしまうと、月曜の仕事始まりと同時に、全てを仕事モードに切り替えないといけません。
しかし、日曜日を一週間の開始日、カレンダーを日曜日から羅列するデザインにすると、一週間を準備できる余裕がある日になるでしょう。

*祝日の影響を受けずにスケジューリングできる

ハッピーマンデー制度により、月曜日が祝日になるという日が増えているため、日曜日始まりのカレンダーであれば、祝日に左右されることはありません。
リズムをしっかりと持って、確実に日曜日にスケジューリングできるというルーティンを持てるようになるでしょう。
月曜日が仮に祝日であったとしても、もう一日追加で休んだのちに、一週間が開始するといった気持ちになれるのと、バッファーが、さらに一日増えると解釈できます。

□まとめ

今回は、オリジナルカレンダーを作成したいとお考えの方に対して、日曜始まりのカレンダーのメリットについて解説しました。
ぜひ、上記の内容を参考にしてみてください。