オリジナルカレンダーを作るときに印刷物の解像度を気になった方はいませんか?
適切な解像度に設定しないとウェブ上ではきれいに見えていても、実際に印刷したときに画像がぼやけたり粗くなったりしてしまいます。
そこで今回は、カレンダーの印刷の際に知っておくと便利な解像度について解説します。
□画像の解像度とは何なのか
解像度とは画像や映像のデータを構成する密度で、デジタル化された画像の精度を示す値です。
解像度の単位は一般的に、dpi(ディーピーアイ)で正式にはdots per inchです。
画像データは多くのドットの集合体で構成され、このドットの細かさによって画像の精密さが変わります。
解像度が高ければ画像がきめ細かく表現され、解像度が低ければ画像の質が悪くなります。
しかし解像度を上げれば上げるほど、画像の質も向上するわけではないため最低限の解像度で十分です。
あまりにも画像の解像度を上げすぎると、質が変わらないのにデータ量ばかりが大きくなりデータの取扱いに支障が出ることがあるため注意しましょう。
画像の解像度が低いと画像を構成する密度が低いということなので、写真がぼやけたり粗く見えたりして画質が悪くなります。
解像度の低いものはパソコンできれいに見えますが、印刷すると画質がぼやけます。
ウェブ上では72dpiの画像が一般的ですが、画面上ではきれいに映りますが印刷物としては低い数字のため印刷後にぼやけることがあります。
□カレンダーを印刷する際に推奨している解像度とは
画像を入れ込む場合は、印刷に適した解像度に設定しないときれいに仕上がりません。
特に壁掛けカレンダーは解像度と画像サイズが伴うことが重要です。
原寸サイズで解像度が350dpi以上であれば、鮮明でクリアに映ります。
原寸サイズから2倍に引き伸ばして印刷する場合は700dpi以上、3倍なら1050dpi以上の解像度を確保する必要があります。
デジタルカメラやケータイで撮影した画像は72dpiの場合が多く、印刷したときに画質が粗くドットが目立ちやすいので気をつけましょう。
□まとめ
今回はカレンダーの印刷をするときに知っておくと便利な解像度について解説しました。
解像度はカレンダー以外にも、思い出の写真や仕事の資料といったあらゆる印刷物を作るときの仕上がりに大きく影響します。
オリジナルカレンダーを作りたいと検討している方は、お気軽に当社にお問い合わせください。