オリジナルのカレンダーを作るときに、曜日の始まりをどうするか考えたことはありますか?
曜日の始まりは一般的に日曜が普及していて、日曜始まりのカレンダーはあらゆるメリットを持っています。
そこで今回は、日曜始まりのカレンダーの魅力について解説します。
□カレンダーの多くが日曜始まりである理由
カレンダーが日曜始まりになった理由として考えられていることが2つあります。
1つ目はユダヤ暦です。
ユダヤ暦では金曜の日没から土曜の日没までを安息日と設定しており、翌日の日曜が休み明けということで週の始まりになったと言われています。
2つ目はキリスト教です。
イエス・キリストは処刑日が金曜で磔(はりつけ)にされましたが、死の3日後に復活したと言われています。
復活した日には仕事を休み、儀式を行う安息日を週の始まりに定めました。
□日曜始まりのメリット
カレンダーが日曜から始まるメリットは3つあります。
1つ目は一週間の準備をする余裕ができることです。
月曜日を始まりにすると、初日から仕事を5日間やり抜き土曜と日曜、もしくは日曜だけが休みとなってしまいます。
仕事を頑張った分の休息を取るための曜日として日曜が設定されやすくなり、ただ家で寝るだけで終わってしまうと行った過ごし方をしてしまうでしょう。
一方で日曜を始まりにすると1週間をどう過ごそうかと考えたり、日頃できていなかったことに挑戦してみたりといった初日から生産性の高い行動が取れるようになります。
2つ目は祝日の影響を受けずにルーティンを作れることです。
日本の場合、振替休日やハッピーマンデーなどの影響で祝日が月曜になることが多いです。
そのため、月曜を始まりの日にしてしまうと休みから始まる日と仕事から始まる日が出てきて気持ちの切り替えが難しかったり、週初めに行うと決めていることもできなかったりするでしょう。
日曜から始まるようにしておくと、祝日の影響を受けず毎週同じような過ごし方ができます。
次の日が仕事だったり休みだったりするので、それに合わせて日曜の行動も考えられますね。
3つ目は家族や職場のカレンダーとの同期が取りやすいことです。
生活するときに1つだけのカレンダーではなく、職場や家庭、学校などでいくつかのカレンダーを使い分ける人は多いかと思います。
このカレンダーが全て曜日の始まりが統一されているのと、全てバラバラなものでは見やすさが違いますよね。
日曜を始まりにしているカレンダーが一般的に普及しているため、他のカレンダーとも同期が取れることが多いです。
□まとめ
今回は日曜始まりのカレンダーの魅力について解説しました。
日曜始まりにすることで、1週間が過ごしやすかったり、心の準備ができたりとあらゆるメリットを得られます。