日めくりカレンダーを使ったことはありますか。
日めくりカレンダーを普段から使っている人でも、その起源についてはご存じでない方が多いかと思います。
そこで今回は、日めくりカレンダーの起源と、その良さをご紹介します。
□日めくりカレンダーの起源とは?
*日めくりカレンダーは日本人にとって親しみ深いもの
誰しも一度は日めくりカレンダーを目にしたことがあると思います。
現在ではデジタル化によって必ずしもカレンダーは必要ではなくなりましたが、今でも多くの家庭や会社、学校といった場所で愛用されており、毎年新たな日めくりカレンダーが作られています。
日本人にとって、日めくりカレンダーは親しみ深いものと言えますね。
*日めくりカレンダーはいつ誕生した?
では、日めくりカレンダーはいつ誕生したのでしょうか。
その起源は、1903年(明治36年)の大阪と考えられています。
最初に日めくりカレンダーの製造販売を始めたのは、大阪心斎橋にあった野村商店という名のうちわ屋だとされています。
初めは2000個の製作・販売から始まり、その翌年から本格的に作られ始めたそうです。
当時は唯一の日めくりカレンダー製造業者として、人気を博したそうです。
当初は灰色一色刷りの控え目なデザインでしたが、しだいにカラフルなものも登場していきました。
日本初の日めくりカレンダーがどのような作りで、どのような見た目をしていたのか、見てみたいものですね。
□日めくりカレンダーのメリットとは?
日めくりカレンダーのメリットとしては、毎日繰り返して使用でき、日ごとに違ったデザインを楽しめるという点が挙げられます。
月めくりカレンダーであれば主に、12カ月分の12種類のデザインが楽しめますが、日めくりカレンダーであれば、1年365日分の365種類のデザインを楽しめます。
漢字や英単語、歴史上のエピソードなどが記されたタイプもあり、勉強にも役立ちます。
毎日異なったデザインを楽しんだり知識を得たりできるので、使っていて飽きないカレンダーと言えるでしょう。
また、日めくりカレンダーには、さまざまな場所で使用できるものが多いというメリットもあります。
卓上でも壁掛けでも使用できるタイプのものも多く、贈り物としても適しているでしょう。
□まとめ
今回は、日めくりカレンダーの起源や魅力をご紹介しました。
日めくりカレンダーには明治時代からの歴史があり、時代とともに変化しつつ受け継がれてきました。
そんな日本の文化でもある日めくりカレンダーを購入してみてはいかがでしょうか。