オフシーズンにおけるカレンダーメーカーの知られざる取り組み

カレンダーは年末年始のご挨拶に用いられることから季節商品の側面も強く、オフシーズンにはカレンダーのご注文はピタッと止まります。
この記事を執筆している5月末現在、これから梅雨入りを迎え、徐々に夏の声が聞こえる季節に入ってきておりますが、その間、カレンダーメーカーではどのようなことが行われているのでしょうか。

□商品開発

カレンダーメーカーにおいて、カレンダーの注文が増え始めるのがお盆明けから秋にかけてです。
それ以外の時期はいわゆる閑散期であり、この間にカレンダーメーカー各社は商品開発を行います。
カレンダーのデザインについて入念な打ち合わせを行い、その結果出来上がったデザインについて版下データの作成も併せて行います。
この時点で開発されるカレンダーは最も早いものだと再来年度分のものも含まれます。

□印刷・製本

カレンダーはシーズンに入る前にあらかじめ一定数完成させておくことで、これからやってくるであろう大量の注文に備えます。
リピーターの多い人気モデルの場合は前年の販売実績などをもとに製造を行い、受注量に応じて適宜追加するなど毎年様々な工夫がとられます。

□その他

カレンダーメーカーはシーズンオフの間、カレンダー以外の商品を販売するケースが多くあります。
その代表的なものがうちわ。
カレンダーと同様に季節商品であることから、夏季はうちわ、冬季はカレンダーと、季節によって取り扱い商品の棲み分けを行うことで、シーズンオフにおける利益の落ち込みを防ぐ狙いがあります。
このようなメーカーや事業者を取りまとめる「全国団扇扇子カレンダー協議会」という団体もあります。


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季節商品であるからこそ、各社において様々な工夫がなされています。
今回は知られざるカレンダーメーカーの裏側についてご紹介いたしました。