夏の終わりとカレンダー

今年の夏もお盆が明け、いよいよ終盤に差し掛かっております。
年を追うごとに暑さが厳しくなってきていることもあり、まだまだうちわのお問合せはたくさん届いている状況ではありますが、それと並行して徐々にではありますが、カレンダーのお問い合わせについてもちらほら寄せられてきております。
例年お盆明けから少しずつカレンダーシーズンの準備を始めている弊社ではありますが、今年はもしかすると少しいつもとは状況が異なるのかもしれません。

今年も弊社でカレンダーの制作を考えている方や初めて作ってみたいと考えている方など、様々なきっかけでカレンダー工房をご利用いただくことがあるかと思いますが、長年たくさんのお客様にカレンダーをお届けしている弊社からのアドバイスとして、最もお伝えしたいところとしては「早めのご検討」に限るのではないかと思います。

既製品カレンダーにおいては例年、その人気から早いうちに完売してしまうアイテムが一定数あるのはもちろんのこと、オリジナルカレンダーにおいてもこだわりのポイントが多ければ多いほどその納期というのは長くなる傾向にあります。
カレンダーはいわば一冊の本のようなもの。
様々なパーツで構成されるカレンダーはその加工を施すために様々な工場を渡り歩くことになります。
印刷のための工場、箔押しのための工場、丁合(ページを揃える工程)を行う工場、製本を行う工場などなど、多くの職人の手によって大切に作られていることもあって、繁忙期ともなると順番待ちの様相を呈することもあり、なかなか普段通りとはいきません。

筆者はたまたま印刷や製本が盛んな街に居住しているのですが、家の向かいにある小さな製本工場においても今からすでにカレンダーの準備が始まっております。
ハイシーズンともなると土日や祝日など関係ないと言わんばかりの盛り上がりを見せている状況です。

今年の夏も間も無く終わりを迎えようとしているところ。
今の時期からぜひ、今年の締めくくりとも言えるカレンダーについて検討してみてはいかがでしょうか。

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