まだまだうちわが活況な弊社。
今年も早いものでまもなく8月を迎えようとしておりますが、ここでふとあることに気がつきました。
それはまさにカレンダーという存在の偉大さ。
普段ごく当たり前のように壁面や卓上に鎮座しているカレンダーですが、最初こそ新鮮さを感じるものの、毎日のように目にしていると完全に風景と同化してしまうといった懸念を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかしながらそこはなんと言ってもカレンダー。
必ず月に一度カレンダーと対峙する瞬間が訪れます。
それはまさに新たな月を迎える瞬間。
カレンダーはそもそもの役割として、暦やスケジュールを確認するためのものであるため、月を跨ぐ際には必ず新しい暦に変える必要があります。
これこそがまさにカレンダーの真骨頂。
普段は慣れてしまってそこまで気にしないカレンダーですが、暦を変えるだけでまた新たな気分にさせられるとともに、自然とカレンダーそのもののデザインにも目が行きます。
広告としてカレンダーを取り入れた場合、ほぼ一年間、嫌が応にもそのデザインが視界に入ることになるため、その刷り込み効果は我々の想像をはるかに超えるものとなります。
そしてそのカレンダーが毎年のご挨拶として配られるとすると、その威力は想像に難くありません。
筆者も実際、カレンダー工房で取り扱っているとある卓上カレンダーを使用しておりますが、そのカレンダーに施されている名入れは普段そこまで縁のない物流倉庫の社名です。
さまざまな経緯を経て筆者のもとにたどり着いたこのカレンダーですが、やはり半年以上の月日を共に過ごすことで、いつの間にかその社名が非常に馴染み深いものになっていることに気がつきます。
普段、非常にたくさんのカレンダーを制作している弊社ですが、お客様からご用命いただくカレンダー1冊1冊にそんな可能性が秘められているということに改めて気付かされ、非常に身が引き締まる思いでした。
来月を過ぎれば早くもカレンダーシーズン。
今回のような気づきを改めて得られたこともあり、シーズンの開幕が今からとても待ち遠しく感じられます。