2022年に入り2回目の更新となります。
今回は昨年から続いている、日本の旧暦についてご紹介していきたいと思います。
一年の始まりとなる1月。
新たなスタートを切るにあたり非常に重要な月となりますが、そこにはどのような思いや行事が秘められているのでしょうか。
順に取り上げていきたいと思います。
■冬土用(雑節)
次の季節へ移る際のカウントダウンともいえる「土用」ですが、1月においては2月2日の「立春」までの18日間の初日、1月17日からが冬土用にあたります。
土用といえばやはり夏の土用(土用の丑の日)のイメージが強いですが、冬土用においても土用が開けた翌日には「節分」が控えており意外となじみ深いかもしれません。
■小寒(二十四節気)
年が明けて間もない1月5日頃にあたる節気です。
天気予報などでも耳にする、いわゆる「寒の入り」ともいえる時期であり、これからさらに寒さが本格化していくことから暦にも記されています。
この日を境にどんどん寒さが増していき、次にご紹介するこちらの節気が登場します。
■大寒(二十四節気)
字面を目にするだけでも寒さを感じますが、その名の通り、一年間のうちで最も寒い時期を告げる節気です。
先にご紹介した小寒から15日後にあたる1月20日頃に該当します。
ちなみに二十四節気は「立春」から始まり、この「大寒」をもって終わりとなります。
このように振り返ってみると1月は寒さを知らせることに特化した暦が中心となっているような気がします。
体調に気をつけて日々、元気に過ごしていきたいものです。