タオルの産地について

この時期にご注文の多い販促品としてカレンダーがありますが、それに合わせて名入れタオルのご注文も多くいただいています。
タオルといえば手や体を拭くときに使ったり雑巾にしたりと日常生活において欠かせない日用品のひとつ。
今回はそんなタオルの産地に焦点を当ててみたいと思います。

■三大産地

一般的にタオルは代表的な産地として「三重」「泉州」「今治」が挙げられ、これらはまとめて<日本三大産地>として知られています。
産地ごとに様々な特徴があり、それぞれ百年以上の歴史を誇る伝統品です。
各産地における特徴は以下の通り。

■三重

三重県津市周辺を産地とするタオルであり「おぼろタオル」という名前で知られています。
「おぼろタオル」とはタオルを製造している会社の名前であり、タオル生地そのものにもおぼろ模様が施されています。
他のタオルと比べて細い糸を使用しているため、軽さと吸水性に特化しており、昔から変わらない肌触りで多くの人から愛されているようです。

■泉州

大阪府泉州市周辺を産地とするタオルです。
弊社で取り扱っている名入れタオルもこの泉州タオルとなります。
生地をタオルの形に加工した後で晒し加工(漂白)を行うことから「後晒しタオル」とも呼ばれています。
その特徴としては製造工程の後半で晒し加工を行うため、不純物が少ないことが挙げられ、清潔感が抜群で贈り物としても安心です。
ふんわりとした肌触りで誰でも使うことができる点が魅力でもあります。

■今治

愛媛県今治市周辺を産地とするタオルです。
専門店なども多くあることから、一般的に知名度が高いタオルであり柔らかくふわふわとした手触りが特徴です。
その生地はタオルの他にもバスローブやハンカチなど様々なものに使用されています。
タオルは通常、使い続けているとだんだんゴワゴワしてくることが多いですが、今治タオルは捩れが少ない糸を使用しているため、ゴワつきにくい点もポイントです。


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今回はタオルの産地にスポットを当ててご紹介しました。
普段使っている日用品もこうやって取り上げてみるとなんだか印象が変わって見えますね。

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