季節を感じる日本の暦について<11月>

早いもので11月。
ついこの前までうちわの繁忙期だったはずが、気がつくと今年も残り2ヶ月となりました。
シリーズでお送りしているこちらのコーナー、もちろん今月も続けてまいりたいと思います。
今回は11月の旧暦について。
いったいどのようなものがあるのでしょうか?

□立冬(二十四節気)

季節の変わり目となる節気は多くの人にとってなじみ深いものではないでしょうか。
11月には冬の訪れを告げる「立冬」があり、毎年11月7日頃にあたります。
この日を境にだんだんと秋が深まっていき、初霜、木枯しを経て、いよいよ冬の到来です。

□小雪(二十四節気)

立冬から15日後、毎年11月22~23日頃にあたる節気です。
紅葉も枯れ落ち、徐々に初雪の知らせが舞い込んでくる季節でもあります。
立冬に比べて馴染みが薄い節気ではありますが、本格的な冬の訪れを告げる大事な時期です。


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9月の「秋彼岸」以降は雑節はありません。
これも徐々に年の瀬が近づいてきているということの証でもあります。
普段あまり意識しない旧暦も、その意味を知ることで日々の暮らしが丁寧なものになっていくような気がしませんか?
12月にも引き続き、季節の切り替わりを告げる節気がありますので、また次回ご紹介していきたいと思います。