季節を感じる日本の暦について<6月>

今年も早いもので6月。
ついこの前お正月だったはずが、早いもので一年の半分が経過してしまいました。
歳を重ねたせいか、年を追うごとに時の流れを早く感じてしまうように思います。

・・・と、そんなことはさておき、6月は暑さ、湿気、そして雨となかなかネガティブな要素が多い印象ですが、そんな時期においても暦の上では様々な表現がなされています。

□芒種<二十四節気>

田植えや種まきを行う時期を指している節気です。
今年は6月6日にあたり、この日を境に少しずつ気候が梅雨めいていきます。
なお、これはあくまで昔の暦の計算方法に基づいて定められた旧暦であることから、実際には穀物の田植えや種まきはゴールデンウィーク頃に行われることが通例となっています。
節気で示される行事と実際の日付には少しズレがあることも旧暦の特徴です。

□夏至<二十四節気>

夏至とは一年を通して最も日照時間が長い日であり、今年は6月21日にあたります。
この夏至のように節目となる時期には縁起物を食べる習慣があります(お彼岸におけるおはぎや冬至におけるカボチャなど)が、夏至にはタコやみょうが、小麦粉を用いた食べ物などが縁起物とされています。
地域によって異なるため一度調べてみるのも良いかもしれませんね。

□入梅<雑節>

文字通り梅雨入りの時期を指す雑節であり、今年は6月11日にあたります。
この日を境にいよいよ本格的な梅雨が訪れますが、最近は気候の変化などもあり、梅雨入りがどんどん早まって来ているような気がします。

このように旧暦で見てみると、6月は夏を迎えるにあたっての下準備ともいえる季節であるように感じます。
他の月と比べてややネガティブな印象が強い6月ですがこれもまた風流。
季節の移り変わりを楽しみつつ日々を過ごしていきたいものですね。