祝日法とカレンダーの関係<2020年編>

2019年版のカレンダーは急な祝日法改正によりカレンダー事業者で様々な対応が取られましたが、翌年2020年版カレンダーについても引き続き、東京オリンピックの開催など大きなトピックがあったこともあり、これまでとは大きく変わる部分がありました。
具体的には以下の通りです。

□海の日

これまでは7月の第3月曜日だった海の日がこの年に限り7月23日(木)になりました。

□体育の日

海の日と同様、10月の第2月曜日だった体育の日がこの年に限り7月24日(金)になりました。
また、2020年以降は名称が「スポーツの日」に改称されました。

□山の日

例年8月11日だった山の日ですが、2020年に限り8月10日になりました。

□天皇誕生日

新天皇即位によりこれまで12月23日だった天皇誕生日が2月23日に移動となりました。
なお、2020年の天皇誕生日は日曜日だったため、翌日24日が振替休日となりました。



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天皇誕生日を除くこれらの変更は当初開催予定だった東京オリンピックの開会式・閉会式に合わせて連休になるよう、特例として設けられた祝日です。
2019年版カレンダーの時と比べ、あらかじめ決まっていた変更であるため、特段大きな混乱はありませんでしたが、よもやオリンピックが中止になってしまうとは誰も予想だにしませんでした。

こちらについて生じた事例についてはまた次回、ご紹介したいと思います。