お盆休みが近づいてくると、もうまもなくカレンダーシーズンが幕を開けます。
毎年いまくらいの時期には既製品カレンダーのラインナップが揃い始め、おおよその全体像が見えてくる頃ですが、なんといってもここ数年のコロナ禍の影響もあってかその商品ラインナップにもやや変化が訪れています。
その具体例を挙げていくと、まず思い浮かぶのが「抗菌加工」を施したもの。
抗菌加工それ自体は比較的昔から存在するものではありましたが、それを大々的に、しかもカレンダーで打ち出すというのがまさに感染症予防を呼びかける声が高まって久しい時期であることの裏付けとなります。
抗菌加工にも様々な方法がありますが、ここで指すのは「抗菌ニス加工」と呼ばれるもの。
うちわでも同様の加工を行うサービスがありますが、印刷物の色移りを防いだり加工後の光沢により、上品な風合いを演出するために用いられるニスそのものに抗菌性能を持たせたものがこの抗菌ニス加工です。
コロナ禍以降、様々な印刷物で用いられておりますが、カレンダーについても同様、数々の既製品カレンダーで採用されており、ご時世的な背景もあり、たくさんのお客様からお引き合いをいただいております。
次に挙げられるのが梱包用の資材です。
対面でのご挨拶が憚られていたこの数年間は、手渡しよりもはるかに宅配や郵送での重要が高まっていました。
そしてそれはコロナ禍を経た現在でも同様であり、宅配そのものの利便性や今の時期においても「敢えて対面しない」という判断がかえって顧客の信頼に繋がったりするなど、日本独自の商習慣とも言えるこのカレンダーシーズンは、引き続き独自の進歩を遂げてきているような気さえします。
今年のカレンダーシーズンはどんなものになるのか・・・まもなく商品ラインナップが出揃いますのでどうかぜひ、ご期待ください。